映像文化設計

映像文化設計

映画を観るのでも作るのでもなく「見せる」って、どんなこと?

担当教員

越後谷卓司教授

越後谷卓司教授

Overview

このゼミでは、世界の映画の多様性、映画祭の現状や映画研究の基本を学びます。また、その実践的研究として学内上映会「金曜cinematheque」を企画・運営し、映画を「作る」側と「見る」側の間に介在する「見せる」立場の意義を体験・理解します。

  • 授業風景(研究発表)

    授業風景(研究発表)

  • ゼミ誌『感光』

    ゼミ誌『感光』

  • 学外ゼミ(国立映画アーカイブ 相模原分館見学)

    学外ゼミ(国立映画アーカイブ 相模原分館見学)

Curriculum

映画はそれ自体が様々な過去の表現(美術、写真、文学、演劇、音楽等々)からの影響を色濃く受けているとともに、今、現在進展している技術的発展とも密接に関わっています。自身が設定したテーマの探求も重要ですが、一見、直接的な関係がないと思われる事柄が、意外な結びつきを見せたりもします。映画はもちろん、他ジャンルにも関心を持ち、柔軟な思考を身に付けることを望みます。受講者の理解度や反応等を見つつ、柔軟性を持って進めますが、作品上映と研究発表の「シネマテーク」、「テキスト精読」「ゼミ誌」作成や、学外の施設見学や映画祭への参加等を活動のベースとします。

Student Message

Student Message

映像文化設計ゼミでは、映画やアニメーションや無声映像など、幅広いジャンルや時代の映像の鑑賞や批評、関連書籍の精読から「映像とは何か」を多角的に学ぶことができます。映像は今や写真や言語表現とは異なる強い力を持つメディアの1つであり、時間と空間を形成する存在として興味が尽きないものです。所属するゼミ生の個性も多種多様で、毎年ゼミ生の興味範囲で授業が主体的に進んでいきます。芸術祭では、個人制作を発表する機会もあります。また、個人の企画次第で監督や外部の専門家を呼び特別授業を行うことも出来ます。映像が好きな人、批評をしてみたい人、自分なりに映像というものを突き詰めたい人、映像文化設計ゼミでお待ちしています!

4年生 A・T