【活動報告】早稲田大学演劇博物館「活弁上映会」を鑑賞
芸学ライヴ(授業紹介)ゼミの活動映像文化設計
「サイレント映画には馴染みがないし、そもそも観る機会がない」「国立映画アーカイブ以外の他施設を訪れたい」といった声を受けて、9/12(金)に早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点の主催による「無声映画 活弁上映会」を鑑賞しました。歴史的建造物である早稲田大学 大隈記念講堂を会場に、澤登翠、片岡一郎ら総勢12名の弁士による「声色掛け合い」と和洋合奏団「カラード・モノトーン」の生演奏で、「目玉の松ちゃん」の愛称で親しまれた尾上松之助主演『旧劇 渋川伴五郎 霧島山蜘蛛退治の場』(1926年、監督:築山光吉)等の作品を鑑賞する体験は、時代劇以前の「旧劇」と呼ばれたサイレント映画が、現在我々が観ている映画とはまったく別の形式で、かつそのライブ感覚の面白さは現代においても新鮮な魅力あるものだということを、十二分に堪能できる貴重な機会でした。
ゼミ生からは、思わず「来て良かった!」との声が漏れるほど、満足感のある一日になりました。
(写真は大隈記念講堂入口で、休憩時間に撮影しました。)