【刊行物】大学院生による研究誌『Subject’24』が刊行されました

大学院博士前期課程(修士課程)芸術学専攻の学生による研究誌『Subject’24』が刊行されました。
大学院芸術学専攻では、1年生を中心に学生の研究発表の場として『Subject』を毎年発行しております。
『Subject’24』は、昨年10月に開催したトークイベントについての特集、大学院芸術学専攻1・2年生の論考・研究報告の構成となります。

『Subject’24』目次
・特集
芸術学専攻主催トークイベント「神話的に“いま”生まれる生命のアート」
松木 正(キャンプカウンセラー)×安藤礼二(芸術学科 教授)

・論考
バーネット・ニューマンの後期作品に関する考察–一九六六年を中心に|遠藤 夏子
ミカロユス・チュルリョーニス論ー近代の密教との関わりを中心に|木村 知奈瀬
ヘンリー・ダーガー研究の現在地–「アウトサイダー・アート」との関係から|五井佑加子
「もの」と絵画的要素–一九七〇年前後の美術表現に関する研究ノート|洪 美棋
『即身成仏義』の即と身について|渡邉 和樹

・研究報告–2024年度修了論文要旨(博士前期課程2年)
飲食禁止を表すピクトグラムはなぜハンバーガーが描かれたものが多いのか|島崎 亜美
武氏祠の視線構造:空間と立体彫刻の対話|香田 愛子
W・ユージン・スミス 晩年期再考–展覧会「Let Truth Be The Prejudice」を中心に|室井 萌々
一九五七年一〇月以前における嶋本昭三の表現に関する考察–一九四七年の吉原治良への師事から「絵筆処刑論」(一九五七)を中心に|森田 智裕

・編集後記