【特別講義】21世紀文化論「国宝の真実 本当はこんな色だった」小林泰三氏

多摩美術大学芸術学科開講「21世紀文化論」では、デジタル復元師の小林泰三氏をお招きして特別講義を行います。
履修生以外の多摩美在学生および、学外の方の聴講も可能です。
詳細は下記をご覧ください。


【講義概要】
2025年度 多摩美術大学芸術学科「21世紀文化論」特別講義
「国宝の真実 本当はこんな色だった」

講師:小林泰三氏
教員:小川敦生教授

日時:5月31日(土) 13:10 開場、13:30 開始〜 16:20までに終了予定
場所:八王子キャンパス レクチャーホールB
定員:200名(芸術学科履修学生約110名を含む)
※予約不要(定員を超える場合は入場を制限します。)

【講師プロフィール】

小林 泰三(こばやし・たいぞう)

1966年5月24日東京都杉並区生まれ。大学卒業時に学芸員の資格を取得。大手印刷会社で美術のハイビジョン番組を手がけ、美術の知識と美術業界のノウハウを駆使して、美術品のデジタル復元を手掛ける。その先駆けとして高く評価され、ハイビジョンアワード、マルチメディアグランプリ、ユネスコシネマフェスティバル等で数々の受賞。04年に小林美術科学を設立し、本格的にデジタル復元の活動を開始。テレビではNHK「日曜美術館」「NHK特集」「歴史秘話ヒストリア」、TBS特番「教科書にのせたい!」など数多く出演。著書に光文社新書「日本の国宝、最初はこんな色だった」、双葉社スーパームック「国宝よみがえる色彩」、PHP新書「後白河上皇『絵巻物』の力で武士に勝った帝」、光文社新書「誤解だらけの日本美術」、光文社「はじめから国宝、なんてないのだ。」がある。
16年より新しい日本美術鑑賞法「賞道」を提唱し、講演活動も幅広く展開している。
近年、長年培ってきた美術研究の見地とカラーマネージメントを通して、企業や団体に対して、将来に向けたビジュアルをコンセプトにしたビジネス展開を提案するコンサルティングも行っている。14年5月、朝日新聞「beフロントランナー」に掲載。


【お問い合わせ】
多摩美術大学 美術学部 芸術学科研究室 https://www.tamabi.ac.jp/contact/geigaku/